どうも、今日も何もせず一日が終了したともやまです。
せめて一日の最後に何か生産しなければと思い記事を書いております。
今回から2,3回に分けて、日本人のあこがれ!北欧!スウェーデン!に留学してみた件について語っていきたいと思います。おススメはしませんが、暇な方はお付き合いください。
まえがき
実は私、スウェーデン最古の歴史を持つ大学、ウプサラ大学に1年ほど留学しておりました。ただ、決して「楽しかった!留学最高!!スウェーデン最高!!」と思えるような留学生活ではありませんでした。
しかし帰国から時間がたち、あの一年間を少しだけ冷静に振り返ることが出来るようになった(気がする)ので、ここで一度まとめておきたいと思います。
※ここに記すのは個人的な感想ですので、悪しからず。
なんでスウェーデンに留学したのか
留学先といえば、アメリカ、イギリス、オーストラリアといった英語圏や、最近は中国なんかも人気でしょうか。もしくは韓流ファンで韓国とかもありますね。
行ったことのない日本人からすれば、スウェーデンといえば、
「IKEA」
以上。
という感じではないでしょうか。
多少関心のある方でも「H&M」「ノーベル賞」ぐらいしか思い浮かばないと思います。私もそのうちの一人でした。(なお今もその程度。)
北欧という粒度だとしても、
「なんか幸せそう」
「ムーミン」
「おしゃれ」
「白人イケメン」
といった程度なんですよね。ちなみにどれも正解ではありますが。
ヨーロッパには、日本にはまだ侍がいると思っている人もいるぐらい(本当にそんな人がいるのかは知らない←)、地理的遠さによって異国の理解は妨げられているわけです。
そんななか、実態はまだまだ未知の国「スウェーデン」を留学先に選びました。ちなみに私は留学するまでスウェーデンが北欧のどこにあるかもわかっていませんでした。
なお「あ、留学先どこだっけフィンランドだっけ?ノルウェーだっけ?」という質問は数えきれないぐらい受けました。まあ大体どこも一緒なので、もうフィンランドかノルウェーだったことにしています(笑)
私がスウェーデンを留学先に選んだ理由は主に3つです。
1.世界的評価の高い大学で、北欧の教育制度を学びたい(70%)
スウェーデンに行った理由はほぼこれだけといっても過言ではありません。
高校時代に北欧の教育制度に関心をもってから、大学に行ったらフィンランドに留学するんだと心に決めていました。受験や窮屈な学校生活に辟易していた私にとって、大学受験というものがなく、自由な学びの場で生徒の主体性を育みながら世界トップレベルの学力を維持させている北欧の学校教育はもはや羨望の対象だったのです。
ただ、人間、欲がでてくるもので、せっかくだからレベルの高い大学で学びたいと思ってしまったわけですね。そこで世界大学ランキングをひたすら見つめ、トップ100に入るスウェーデン・ウプサラ大学を選びました。
(この後、物事の表面しか見ず、都合の良い情報しか収集していなかった自分に絶望するのである。)
私が当時趣味の様に読み込んでいた大学ランキングHP↓↓
どの国が出すものかによって、意外とランクは変わるんです。
2.英語を学ぶにはちょうど良さそう(20%)
このブログをお読みいただければわかる通り、私は言語表現が得意ではありません。
英文法が大好きだったので、テストの点数はそこそことれるのですが、リスニングや長文は苦手。スピーキングとなると、コミュ力の低さも相まって完全にお手上げ状態でした。周囲からは「まさか留学するとは・・・(笑)」といわれるレベルでした。
そんな状態で英語ネイティブ国に行ったら、
周囲の英語についていくための勉強で1年たってしまう、
本来の「教育を学ぶ」という目的にたどり着けない
と考えました。
だからといって、アジアには全く興味がないし、ドイツやスペインに行ったら、英語が日常的に使える国ではないので、現地語が出来ないと厳しい・・・
ということで私に与えられた選択肢は
北欧4か国かオランダ
になったわけです。
その中でもスウェーデン人は9割以上英語が話せる、発音も日本人にとって聞き取りやすいと聞いていたので、私の英語レベルにはちょうど良いかなと思い、スウェーデンに足を踏み入れることになりました。
正直、この選択は賢明ではあったと思います。
でも、実際留学して分かったのは、
・先進国で大学に来るようなレベルの人は大体英語が話せる、
・買い物程度なら現地語を覚えれば良い、
・最悪身振り手振りでも伝わる
ので、結局どこでも良かったかなと思います。
今同じ状況で留学先を選ぶとすれば、欧州ならドイツ、アジアならシンガポール、台湾、韓国のいずれかですね。せっかくなら2言語習得したい(笑)
3.ヨーロッパ旅行が出来る(10%)
そして3つ目の理由は旅行です。
ヨーロッパっておしゃれな感じだし~(雑なイメージ)
日本から何度も行ける場所でもないし~(これはほんまそれ)
本場でウィーンフィルとか聞いたりしたいよね~(結局行かなかった)
パリのディズニーもいいし~(治安が悪く断念)
アウシュビッツとかも行ってみたいよね~(これも行かなかった)
てな感じで、ヨーロッパを選びました。一瞬アメリカやオーストラリアも頭には浮かびましたが、他の国に行きづらいなと思い却下。(まず英語の点数がちょっと足りなかったんですけどね←)
結果的に9か国巡ることが出来ました。まさか行くとは思っていなかった国、都市にも訪れることが出来、大満足です。
それまで、研修や短期プログラムなどでしか海外に行ったことがなく、
一人で海外を歩くこと自体、自信がなかったですし、
そもそも海外を旅行して面白いのか???
と疑っていましたが、この一年のおかげで海外一人旅のすばらしさに気づくことが出来ました。これだけでも大きな収穫・・・
ヨーロッパ周遊旅行については、また別記事で書きたいと思います。
ということで、今回はなぜ留学先としてはマイナーな「スウェーデン」に飛ぶことになったのかを書いてまいりました。
次回は、スウェーデンに留学してみた感想について語ります。
では。