むたろぐ

こころ荒れ狂った休職中20代OLのはなし*表示崩れはいつかなおす。きっと。

全力でOLしてた3年目が休職するまでの話②

休職 ブログ 3年目

仕事を休み始めて2週間、ようやく精神科を受診でき約2ヶ月の休職が決まりました。再度自分が同じ状態になったときのためにも、完全にダウンするまでの経緯をまとめておきたいと思います。同じような症状で困っている方の参考にもなれば幸いです。

 

前半はこちら↓

www.ironicalical.info

 

休職1~2ヶ月前の体調の変化

いよいよ心が悲鳴をあげ始めた頃、からだにも不調が現れ始めました。*実際にストレスが要因だったかはわかりません。おそらく関係していたであろうことをまとめています。

右目まばたきの悪化

以前は気にならない程度の軽いまばたきだったのが、ぎゅっと目をつぶるようなものに変わっていきました。頻度もかなり増え、会議中はずっとになり、ついには仕事以外の場所でも人と会話するときにもう止まらなくなっていきました。私の場合、特に自分が発言をしているときがひどかったです。

周囲からも指摘されるようになったものの「死ぬわけじゃないし・・・」と思いスルーしていましたが、話しながら車を運転した際に症状が止まらず、ほぼ片目をつぶっている状態になってしまったとき、さすがに治さなければとは思いました。

体重減少 

約5か月で7㎏ほど体重が落ち、小5あたりの頃の体重になりました。久々に会った親に指摘されて初めて食欲が落ちていることを自覚しました。でも節約とテレワーク中のデブ防止のために多少意図的に食べる量を減らしてたところもあるしな~と思い気にせず。むしろ痩せてラッキーぐらいの感覚でした。

叫ぶ・奇声をあげる

ストレスもMAXをむかえ、叫んだり奇声をあげたりすることも増えていました。早朝に叫んでは隣人に壁ドンをされる日々。大迷惑ですね。(私が引っ越したので解決。)

自分の発言や上手くいかなかった仕事がフラッシュバックして叫ぶことがほとんどですが、この頃は口を開けばネガティブな言葉ばかりだし、何もできないくせに周りの人の仕事の愚痴に乗っかってしまう自分が許せなかったようで無事悪化。

とはいえ、これはきっと自分が付き合っていかなければいけない癖のようなものだと諦めモードでした。

めまい

初めてめまい(と思われる症状)を経験しました。が、一回だけだったのでスルーしました。

耳閉感

一週間ほど時折耳がつまるかんじがありました。特に右耳。普通に聞こえてはいたので、気にしすぎだった説はありますが。

過呼吸

過呼吸気味になりながら出社したり、帰り際に息が上がったりしたりし、近所のおじさんに変な目で見られた記憶があります。それも一回ずつぐらいだし歩けてはいたので、あまり気にせず。

能率の低下

「承知しました。ありがとうございます。」ただこれだけのメールが返せていない。

そもそも自分宛のメールを追いきれていない。

無心でクリックするだけの単純作業が進まない。

以前は自力で頑張っていた資料の英訳も、もうだいたい自動翻訳にぶん投げておわり。

 

仕事のスピードも質も落ちていることを自覚し始めました。ただ、単に自分のやる気やスキルの問題かもしれないものを体調のせいにするわけにもいかないと思い、なんとか最低限やらなければいけない仕事をこなしました。

涙もろくなる

ちょっとしたことを引きずって家で泣いたり、テレワークで資料をつくっていたら感情的になったり、会社でディスプレイに隠れて涙をマスクの中に流したり。

血も涙もないタイプのはずの自分がなんでこんなに涙もろくなったんだろう・・・と思っていました。

気力・表情がなくなる

特に趣味もない私にとって、週末に誰かと会うことだけが楽しみでした。ですがこの頃には週末に誰かと会う約束すら断ろうかな・・・と思うように。それでもしばらくは会った瞬間にオンモードに自分を切り替えられたし楽しかったのです。

ところがダウン直前には、もう遊んでいてもスイッチをオンにすることが難しくなり、表情も乏しくなっていました。 

死が頭をよぎる

ある日の帰宅途中、会社の近くの川を見て「ここに飛び込んだらどうなるかな。死ぬときは会社のせいではなく自分のせいだって書き残しておかないと迷惑だな。」なんぞと考えていました。

別の日には、朝起きて目を覚ました瞬間、視界に入ったドライヤーのコードを見て「ああ、これで首絞めたら会社いかなくていいかも・・・」と思いました。

 

ここまできてようやく、どれだけ自分にとって仕事が精神的負担になっているかを認識。それまでは「私メンタルやられてるので担当外してください」「辛いから休みたいです」なんてみっともなさすぎて言えないと思っていたわけですが、希死念慮は全くないものの一瞬でもこれが頭に浮かんだ自分が怖くなり、精神科にかかろうと決心しました

精神科の診断書なんて嫌になった仕事を休むための口実として会社員がつかう手段でしょ・・・などと斜に構えている場合ではないと気が付いた瞬間です。

 

「そろそろ限界です」からのメンタル大崩壊

精神科の初診の予約がなかなか取れないまま、浮き沈み激しめな日を過ごしていたある日のこと。

テレワークをしていたものの朝からあまり仕事に集中できず。「ああ、今日もだめだぁ・・・」と思い、デスクの前でグダっとしながら気づいたら泣いていました。なぜかもうベッドに横になってしまいたい欲が出ていましたが我慢。

オンライン会議に出てしゃべろうとするも、なんと、まともに話が出来ない話すスピードがかなり落ち、声が震えていたのです。突然のことで状況が呑み込めず「おぅ、まじか(笑)」というかんじでした。

そして・・・

「そろそろ限界かもしれないです」

先輩からきた全然関係ないチャットに対し、突如限界宣言。倒れるにしても直属の上司以外は巻き込まないようにしようと決めていたはずなのに。ここから、自分自身すら気づかぬふりをしようと抑え込んでいた感情が洪水のようにあふれ出していきました

 

それから上司と先輩と話をさせてもらったものの、建設的な話ができるわけもなく、ただただ泣きながら状況を説明。(入社当時「絶対媚びない、泣かないって決めてるんで(^^)/」といっていた私はどこ。)仕事ができるメンタルではなくなってしまったので、有休をとってそのまま夏休みに突入させていただきました。

 

 

まあ一週間仕事から離れれば回復するだろう。

 

そう信じこんでいました。このときは。

が、結局このまま約2ヶ月の休職となりました。そのあたりはまた別記事にて。

 

とりあえず言いたいこと。

体調を崩してまでやるべき仕事はない。