むたろぐ

こころ荒れ狂った休職中20代OLのはなし*表示崩れはいつかなおす。きっと。

女一人でゲストハウスでゲストハウスは危険なのか~やばい奴とツインベッドを共有した話~

ザルツブルグ ゲストハウス 女一人旅

 

オーストリアザルツブルグで一人旅をしていたときのこと。

事件は起きました。

 

 

男女混合部屋に入ると、そこには2台の2段ベッドと1台のダブルベッドが置かれていました。

フレンドリー目なエジプト人(男)とご挨拶の握手を交わし、「このベッドなら空いてるよ!」と指さされたのはダブルベッド。勧められるがままにダブルベッドを確保しました。

 

そう、この時はなぜか一人でダブルベッドを占拠できると思っていたのです。

 

エジプト人とのたわいもない旅人トークを済ませて町に繰り出し、夜中にゲストハウスに戻りました。ダブルベッドの隣に荷物はあるものの、特に人はいなかったのでそのまま就寝。

 

すると、数時間後・・・

 

 

うぉおこおぉおそえげおあいjがpごあpふぉかsfかspふぉあsfdpさ

 

と、うなり声が。

 

隣には白人の小太りの男(推定21歳)。(おぅ…私は知らん男とベッドを共にしていたのか・・・。)

 

まあ寝言だろうと思ったものの、しばらくそれが続いたので眠れるわけもなく、ベッドの上で体育座りでいつも通りツイッターを開いて時間をつぶしていました。

 

するとその男が起き上がって謎の雄叫びをあげながら、部屋の中のトイレに入っていったのです。ドアも開けっ放しで、用を足してくるのかと思いきや、何をするわけでもなそうな様子。

 

なんだこの人は・・・と思い、さすがに部屋を変えてもらいにフロントに行こうかとまよっていたところ、あのフレンドリー目のエジプト人が、私の方を触りながら

 

俺のベッド来てもいいよ。

 

と言ってきたのです。

 

私(そういうことじゃなくない?wwwいや、ありがたいけど違くない?www

 

この時ほど、心の底からNo, thank you.と言ったこと後にも先にもありません。

 

で、しばらくすると奴が寝たので私もお隣で就寝。(私も熟睡でした。)

次の朝、エジプト人が夜の件を奴に尋ねると、覚えていないとのこと。何だったんだ・・・と困惑する我々をよそに、「何の話?ま、俺は遊びに行くから!!!」と言い残して、彼はさっさと遊びに出かけていきました。

 

その日の午後、私も疲れて途中ゲストハウスに戻っていたタイミングで、ちょうど彼も帰ってきました。

あ~今日も私はこいつとダブルベッドか~と思ったのもつかの間、

部屋の外に謎の女の人が見えました。どうやらその女は彼を待っている様子。

 

なんと一晩その女の部屋で寝るんだと。

しかもその女の人とは、ザルツブルグの駅前で偶然出会っただけだというのです。

 

で、荷物をまとめて、たまたま同じ部屋にいた他の日本人バックパッカーにビールをプレゼントして颯爽と去っていきました。

 

もう全然状況が理解できなかったですが、とりあえず身の危険を感じながら過ごす夜を回避できました(笑)

 

いやあ、本当に何だったんでしょう。

まあとりあえず無事帰国できたので、良かったことにします。ブログのネタを提供してくれてありがとう!!!!!!

 

ダブルベッドで一花火ぶち上げるぐらいのエピソードを期待されていた皆様には謝罪したいと思います。すみません。

 

ちなみに、事件現場はこちらです。

ザルツブルグ駅からも近く、清潔感のあるゲストハウスでした。個室もあるようで、一人で止まっている日本人女性もお見掛けしました。

 

www.agoda.com

 

こんな事件もありましたが、同じ部屋に泊まっていたスウェーデン人のイケメンと仲良くなったり、半裸のおじさん(太め)が2段ベッドの上に登ろうとしてベッドが倒れかけて慌てたり、珍しく一人旅の日本人が3人同じ部屋になって色々話したりといい思い出も出来ました。

 

やはり偶然の出会いを楽しめるのが、ゲストハウスの良いところですよね。ちなみに、女だけの部屋より、男女混合部屋(というか男の人と)のほうが、コミュニケーションが生まれる気がします。(経験測)

 

ということで私は今後も凝りずにゲストハウスの男女混合部屋に泊まります

 では。